8月9日 (種まきから100日目)日照り・高温障害

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長いあいだ雨が降らずに水が涸 (か) れることを「日照り」と言います。なかでも、特に農業に水が必要な夏季の日照りは「旱魃 (かんばつ) 」と言います。
水不足は米作りに大きな打撃を与えます。稲はもちろん、水が無ければ枯れてしまいます。日照りに対して昔から、灌漑によって川の流れを変えたり、溜池に水を溜めたり、さまざまな対策を行ってきました。それでも水が不足する場合は、雨乞いをするしかなかったようです。昔から、さまざまな雨乞いの伝説が残されています。
(空海・安倍晴明・小野小町による雨乞い伝説については「くぼたのたんぼ・たんぼの物語・瑞穂国の伝説」でも紹介しています。)

もみきち2

また、温度が昼間約35度、夜間約30度程度を越えると、稲に高温障害が発生する可能性があります。高温になると、吸水が蒸散に追いつかずに、しおれて枯れる場合があります。また、蒸散を防ぐために葉の気孔が閉じます。気孔が閉じると光合成も停止し、生育が止まって、やがて枯れてしまう場合があります。
夜間の高温は、稲の呼吸作用を増加させます。日中に生産したデンプンが呼吸で消費されてしまい、穂に送り込む量が少なくなり、登熟歩合の低下、乳白米 (白未熟粒) 発生の原因となります。
高温障害の対策としては、水をかけ流しにして地温を下げるのが有効です。また、高温年では稲の生育が早く進むため、生育状況に注意して、水と肥料でコントロールします。

95日目・穂肥散布

105日目・冷害