7月20日 (種まきから80日目)害虫

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大きくなったなあ。

ウンカ

ウンカは、稲の葉や茎から汁を吸って枯らしてしまう、田んぼの害虫のナンバーワンです。繁殖力が旺盛で、田んぼの一部に穴を開けたように稲を枯らし、ひどいときには田んぼを全滅させてしまうおそろしい害虫です。
ウンカは寒い日本では冬を越すことが出来ず、いなくなります。ところがアジア大陸で冬を越したウンカが、毎年6月から7月に、梅雨前線の気流に乗ってわざわざ飛んできます。雨上がりに田んぼに行くと見られるかもしれません。ご覧のようにセミを小さくしたような形で、体長は約4~6mmぐらいです。

ウンカにはセジロウンカ、ヒメトビウンカ、トビイロウンカの3種類がいます。セジロウンカは「夏ウンカは肥やしになる」という諺があるくらいで、そんなに害はありません。やっかいなのが、この写真のトビイロウンカです。鳥の鳶 (とび) によく似た茶色なのでつけられた名前です。秋に繁殖して被害をもたらすことから秋ウンカとも呼ばれています。

ウンカは江戸時代の享保や天保の大飢饉を引き起こした原因の一つだと言われています。現在では、さまざまなウンカ防除剤が開発されています。現在のような農薬が開発されるまでは、対処法として、鯨油や菜種油などを水面に張り、そこにウンカを叩き落として、油膜で動きや呼吸を封じる方法がとられていたそうです。

  • カメムシ
  • カメムシ2

カメムシもウンカと同じく、稲の葉や茎から汁を吸います。
茶色に変色している部分がカメムシの被害のあとです。穂になる肝心のところが枯れており、もう穂は出ません。
畦道にハーブを植えてカメムシが好むイネ科雑草を減らしたり、イネに木酢を散布するなど、防除の工夫も進んでいます。

  • イナゴ
  • イナゴ2

イナゴも稲の葉や茎をかじります。
他にもメイチュウ、ニカメイチュウ、ツマグロヨコバイなどの害虫がいます。

  • クモ
  • トンボ

クモやトンボは害虫を食べてくれるので、米作りの味方です。

  • アメンボ
  • ゲンゴロウ

水上や水中はアメンボやゲンゴロウがパトロールを担当してくれています。同じく、害虫を退治してくれます。

もみきち

75日目・飽水状態へ

85日目・中干し