7月15日 (種まきから75日目)飽水状態へ

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出穂40日前頃から水を抜いて、飽水状態にします。飽水状態にするのには、次のような目的・効果があります。

  1. 根に酸素を補給し、根腐れを防止し、伸長を促進します。
  2. 土中の有害ガス (硫化水素、メタンガスなど) を抜くことが出来ます。
飽水状態

飽水状態とは、水は地表にはなく、土には充分に水が含まれていて、
ヨウカン状になっている状態です。足跡に少し水が溜まる程度です。

飽水状態2

地表から水が無くなると有毒ガスが抜け、また根には酸素が補給されて、根は地中深く伸びます。有害ガスがあると、根が横方向に伸び、株と株の間で肥料の奪い合いが始まります。
地表部分の肥料分が無くなり、肥料切れを起こす原因になります。

かえる

飽水状態は稲刈りの前の落水まで維持します。
水の管理は、稲作の半分を占めるほど大切な作業であるという意味で、
昔から「水見半作 (みずみはんさく) 」と言われています。

70日目・溝切り

80日目・害虫