5月21日 (種まきから20日目)水の確保

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田んぼ作りの第一歩は、水の確保と言えます。米作りには、たくさんの水が必要です。日本は雨が多い国です。年間平均降雨量は約2000mmで、世界の平均約900mmの2倍以上もあります。それでも、雨水だけでは水が不足します。そこで、川の水を田んぼに引くために用水路を作ったり、ときには川の流れを変えてきました。

ビニールトンネルをはずす

また、人口の池である溜池を作りました。米作りをしていない冬場の川の水や、梅雨の必要以上の雨水を溜めておきます。高い場所に溜池を作り、高い場所の田んぼから低い場所の田んぼへ、順次水を流す方法が一般的です。

水路1
水路2
水路3
水路4

溜池の水門を開くと、開渠 (かいきょ=上部を開け放した水路) をスタート地点として、水が水路を走ります。

田んぼ3
田んぼ4

地域のすべての田んぼに水を引くことが出来るようになっています。

溜池

低い場所の田んぼの近くにも、小さな溜池が作られています。

パイプライン1
パイプライン2

また、農業用のパイプラインで、各田んぼに水を供給している場合も多くあります。パイプラインは据え付け工事終了後にほとんどが埋設されてしまいますが、見えない場所でがんばっています。

水の

低い場所の川の水を高い田んぼに揚げるには、さまざまな工夫が必要でした。例えば、用水路の一箇所に、堰 (せき) 板と土で固めた部屋を作って、そこに水を溜めます。部屋に下部から流入した水を、上部から流出させ、その高さの分だけ用水の水が引き上げらるというような工夫がされました。
また、桶や踏車などの道具を使って水を揚げました。いまではポンプなどを使用して水を汲み上げます。
畦塗り、田起こしと田んぼの準備をしてきました。次は代掻きを行いますが、この作業にも水が必要です。代掻きに備えて、この時期に田んぼに水を入れます。

15日目・除覆

25日目・水の機能