5月6日 (種まきから5日目)発芽について

  • 稲 実寸大稲 拡大
  • 稲の写真苗の写真

水分・温度・酸素の条件が揃うと、種籾の胚が活動を始めて発芽となります。発芽には、光はとくに必要ではありません。

種籾の図

種籾は、根と芽の幼植物である胚 (はい) と、養分の貯蔵庫である胚乳 (はいにゅう) とに分かれています。胚は、胚乳の養分を根や芽を作る材料に利用します。
発芽の第一段階は吸水です。吸水して胚の容積が大きくなると、胚の上部のえい (籾殻) が割れます。ここから、さらに吸水します。水分が13%以上になると呼吸がさかんになり、細胞の分裂や伸長が始まります。

  • 発芽時の水分1
  • 発芽時の水分2
  • 発芽時の水分3

発芽時の水分は約20~25%です。この状態を「ハト胸状態」と言います。
稲の発芽温度は、約30~35度が最適とされています。最低温度は約10~12度、最高温度は約40~42度です。

発芽3

ハト胸状態でまかれた種は、その後、えいが割れて、芽が出て、続いて根が出ます。
種籾から根が出るまでは、胚乳の栄養を利用しています。根が出ると、土のなかの水を吸収し始めます。水に溶けている養分を吸収して、利用します。

種まき・苗代田へ移動

10日目・育苗器