4月1日床土 (とこつち) 作り

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  • 床土作り2

稲刈りを短期集中的に行うには、稲の生育を揃える必要があります。そのためには、床土も均質でなければならず、同じ性質の土が大量に必要になります。調整が完了している育苗専用培土を購入する場合もあります。自家で用意する場合は、種播きの一ヶ月ぐらい前に、床土作りを行います。土に燻炭 (くんたん=籾殻を焼いて炭化させた物) や肥料を混ぜて作ります。

床土作り2
  1. 採土
    田んぼの土、畑の土、山や林の土を採取します。
  2. 乾燥
    篩 (ふるい) にかけるために乾燥させます。
  3. 篩選
    篩で土をふるって、細かくします。土の性質に応じて、通常2mm~5mmぐらいの細かさにします。田植機で植え付ける際に、ちょうど良い粘り気を持たせることがポイントです。土の粘り気が高すぎると、田植機の植え付け爪に付着して、苗離れが悪くなります。逆に粘り気が低すぎると、土がこぼれたり、根がばらけたりします。
    粘り気が高い場合には砂や燻炭を混ぜます。燻炭を混ぜると保水性もよくなります。逆に粘り気が低い場合は、完熟堆肥などを混ぜて調整します。
  4. 土壌酸度調整 (pH4.5~5.5に調整)
    苗は酸性を好みます。pH4.5~5.5が最適です。pH5.5以上では生育不良・ムレ苗・苗立枯病が出やすくなります。また、pH4.5以下では、徒長気味の生育を示します。そこで、土のpHを測定し、土壌改良材や酸化剤(硫酸や硫黄華)を混ぜて調整します。
  5. 施肥
    肥料としてチッソ、リンサン、カリなどを混ぜます。
  6. 消毒
    土壌伝染性病害の予防、土壌線虫の防除などを目的に、薬剤で消毒します。

 

pH (ピーエイチ、ペーハー) は、水素イオン指数のことです。
値 (あたい) は 0 から 14 まであり、7 が中性です。
7 より小さくなるほど酸性が強く、7 より大きくなるほどアルカリ性が強くなります。

種籾の刈り取りと保存

畦塗り